採用が増えているSWANTILEとは?
今回は、当店で取り扱いのあるSWANTILEのタイルについてご紹介します。デザイン豊富な商品が多くあり、洗面所、玄関、エントランス等の空間に採用する方が増えてきています。タイルの種類やお手入れ方法、SWANTILEのおすすめ商品についてご紹介します。
タイルの種類
はじめに、タイルの種類とそれぞれの特徴についてご紹介します。
素地別
磁器質 | 『吸水率1%以下のタイル』 吸水性がほとんどない為、寒冷地で使用されるタイルです。耐久性・清掃性があり、外装や内装のあらゆる場面で使用されます。 |
せっ石質 | 『吸水率5%以下のタイル』 磁器質に比べると吸水性は高いが、素地は硬く、耐久性に優れています。 |
陶器質 | 『吸水率22%以下のタイル』 吸水性がある為、通常は施釉をして使用されます。主に、内装用として使用されます。 |
用途別
内装タイル | 建物の内壁や内床等の内装に貼るタイルのことで、キッチン・洗面・トイレ等に使用されます。 |
外装タイル | 建物の外壁や外床等の外装に貼るタイルのことで、外壁や玄関床等に使用されます。 |
形状別
モザイクタイル | 表面積が50cm角以下の小さいタイルのことを指します。台紙張りをしているなどユニット単位で販売されているのが一般的です。 |
二丁掛小口タイル | 標準的寸法は227×60mm、108×60mmで、レンガを積んだようなデザインが特徴的です。 |
ボーダータイル | 細長い形状のタイルを指します。凹凸のある商品が多くあります。 |
角タイル | 正方形のタイルを指します。100×100mmの100角・300×300mmの300角・600×600mmの600角などがあります。 |
メリット・デメリット
メリット
耐久性がある
タイルは湿度に強い為、洗面所やキッチン等湿度の高い環境に貼ってもカビが発生する心配がありません。
※目地はカビが発生することがあります。
意匠性・デザイン性が高い
デザインやカラーが豊富な商品が多く販売されています。タイルでお好みの空間を創ることができます。
メンテナンスが簡単
近年では、湿気やにおいを取るタイルも誕生しています。また施釉のタイルは汚れが付きにくく、お掃除やメンテナンスが簡単です。
デメリット
初期コストが高い
おしゃれな家にしたいと注文住宅でタイルを希望する人もいる一方で、初期費用が高く諦めてしまう人も多くいます。
工期が長い
一般的にモルタルを塗付けタイルを1つずつ貼っていくため、手間がかかり、通常より工期が長くなります。
施工場所
タイルの主な施工場所としては、外装では「玄関、アプローチ、駐車場」、内装では「洗面所、キッチン、トイレ」等があります。
玄関
アプローチ
駐車場
洗面所
キッチン
トイレ
お手入れ方法
タイルが持つ本来の美しさ・機能を発揮させるためには、メンテナンスが重要です。
タイルのお手入れ方法についてみていきましょう。
玄関
玄関汚れの原因は、履き物についた泥や土が持ち込まれて発生します。
主なお手入れ方法としては、ホウキで土ぼこりを取り除き、よく絞った雑巾で水拭きします。汚れが取れにくい場合は、中性洗剤やクレンザーを使ってこすり取ってください。
■注意点
・集合住宅の場合、防水処理がされていないことが多い為、水で流さず、水拭きしてください。
・電動ポリッシャーで清掃する場合は研磨剤粒子入りのパットやブラシは使用しないでください。タイルの表面が抹消して滑りやすくなります。
洗面所
洗面所の汚れの原因は、主にヌメリや目地のカビです。
汚れ・ヌメリ
ヌメリは、タイルの表面に湯垢、石鹸カスを付着したままにしておくと発生します。
対策としては、日頃からスポンジ・不織布ナイロンブラシで優しくこすります。頑固に付着した汚れは、液体クレンザーを使用してこすり取ってください。
目地カビ
目地のカビは、湿気の多い場所や換気が悪い環境で石鹸カスや垢などの汚れが付着して発生します。
カビが発生してしまった場合、漂白殺菌作用のある塩素系洗剤で拭き取ってください。さらに、消毒用アルコールを塗っておくと予防効果が上がります。
■注意点
・液体クレンザーを使用する場合、あまり強くこすらないでください。タイルの表面を傷つける恐れがあります。
・酸性洗剤は強力な為、タイル及び目地を傷めないように薄めて使用してください。また洗剤の取り扱いは説明書に伴い、複数の洗剤の混合を行わず、換気に注意して行ってください。
トイレ
トイレ床にタイルを使用した場合、飛散尿などにより雑菌の増殖、悪臭の発生、黄ばみ汚れが発生します。
日常のこまめな清掃が一番の予防ですが、汚れが発生した場合、トイレ用酸性洗剤や漂白剤を用いて掃除してください。
■注意点
・酸性洗剤は強力のな為、タイル及び目地を傷めないように薄めて使用してください。また洗剤の取り扱いは説明書に伴い、複数の洗剤の混合を行わず、換気に注意して行ってください。
キッチン
キッチンの汚れの原因は、料理の際に跳びはねた油、調味料などの付着で発生します。
通常のタイルのお手入れは水拭きで十分に落とすことができますが、時間が経ちこびりついた油は、中性洗剤を薄めてスポンジで拭き取ってください。
■注意点
・研磨剤入りのクレンザーはタイルの表面を傷つける場合がある為、使用しないでください。
おすすめ商品
当店のおすすめの商品を形状別にご紹介します。