知っておきたい!照明のこと
お部屋の雰囲気づくりは照明器具から。照明と言っても、生活に欠かせない明かりから、インテリアとして空間を演出する明かりまで、その種類は多種多様です。上手に組み合わせて、あなただけのくつろぎの空間をつくりましょう。照明器具を変えるだけでお部屋の雰囲気はガラッと変化します。
照明の種類
電球の種類と特徴
白熱電球
白熱電球(白熱球)とは、いわゆる昔からある旧来の電球で、フィラメント電球とも呼ばれています。白の漢字が使われていますが、光の色は白ではなく、オレンジっぽい暖色系。LED電球などの「電球色」とは、この白熱電球の光の色を再現したものです。なお、白熱電球には白系の光(昼白色、昼光色)は存在しません。
LED電球
LED電球は、発光ダイオードを使用した電球で、低消費電力、長寿命に優れた新世代の電球です。ちなみに、発光ダイオードというのは、電気を流すと発光する半導体です。
蛍光灯
全体を均一に明るくしやすい蛍光灯。白熱電球に比べて寿命が長く消費電力が少ないことが特徴のランプです。内部で発生させた紫外線をガラス管に塗った蛍光物質に透過させることで可視光線となって光を発しています。蛍光物質の色によって光の色が変わるので、生活シーンに合わせた光の色を選ぶことができます。色はやや青白い「昼光色」、白っぽく自然光に近い「昼白色」 、オレンジがかった暖色の「電球色」の3色から選べます。
天井照明の取り付けは事前チェックが必要
住宅の天井には照明を取り付けるための金具が設置されています。 金具の形状と照明器具の取り付けタイプによって、取り付け方法が異なったり取り付けができない場合があるので、事前のチェックが大切になります。
※配線器具がひび割れていたり、破損している場合は危険です。落下の恐れがありますので、必ず配線器具を取替えてください。
※上記の配線器具が付いていない場合は、電気工事店にご依頼ください。
※配線器具の取付け・取替えは有資格者による工事が必要です。一般の方の工事はたいへん危険です。
※シーリングを取付ける場合は、水平な天井に取付けてください。
ペンダントライトをおしゃれに吊るすには?
大きさやデザインが豊富なペンダントライトは吊るし方のアレンジ次第でぐっとおしゃれに見せることができます。賃貸だからといってあきらめず、 インテリアの雰囲気や設置する場所に合わせてアレンジしてみてはいかがでしょうか。
部屋の広さと明るさの目安
お部屋の広さに対する必要な明るさを表にまとめてみました。
しかし、明るさの感じ方には個人差がございますので目安としてご参考ください。100Wの明るさを6畳から8畳の広さで使用するお客様もいらっしゃいます、落ち着いたスローな空間でくつろぐ事が近年注目され癒しや団らんの場所では表よりも低い明るさが好まれています。
また、光の色合い違いにも明るさの感じ方が異なります。電球色や昼光色など生活の中での慣れの違いにより同じW数でも白い光が明るく感じる事もございます。
照明器具が暗かった場合の対処法
購入した照明器具が思っていたより暗かった場合、お使いの電球が白熱電球の場合は解決方法があります。それはもう1段階明るいLED電球と交換する方法です。ただし、記載以上のワット数を使用することはできません。
また、フロアライトやテーブルライトなどの補助照明を取り入れることでも対処できる場合があります。フロアライトなら設置場所を選ばず、ソファ脇のサイドデスクの上にテーブルライトが1つあるだけでインテリア全体の雰囲気が良くるので、明るさアップに加えておしゃれもワンランクアップできちゃいます。
照明器具が明るすぎた場合の対処法
照明器具が明る過ぎる場合は、暗かった場合より簡単で、ワット数を下げるだけで大丈夫です。下げる分には白熱電球であってもまったく問題ありませんので、100Wで明るすぎたなと思う場合は、60Wの電球へ交換してみてください。
おすすめ照明メーカー
最後に
いかがでしたでしょうか。
照明器具を上手に使いこなせると、お部屋の雰囲気がガラッと変わりますし、照射する方向や配置を変えるだけでも、部屋に奥行きが生まれて部屋を広くみせることもできたりします。使用場所に応じて照明器具を適切に使い分け、それぞれのお部屋の雰囲気をワンランクアップさせちゃいましょう♩
本記事が少しでも照明選びの参考になれば幸いです。
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